2005年 11月 16日
ウインデュエルは3回目の屈腱炎を発症し、引退が決まりました。 重賞を勝つ力がありながら、タイミングが悪くオープン特別勝ちが3個にとどまりましたが、頑張って走ってくれました。 ウインデュエルご苦労様でした。 残念なお知らせをしなくてはなりません。次開催中山2週目師走S(ダ:1800m)に出走を予定していたウインデュエルが右前屈腱炎を再発してしまいました。 前走のエニフS後は念には念を入れて、約1ヶ月ウォーキングマシンのみで様子を見ていました。もちろん毎日の冷水、シップでの治療も欠かすことはありませんでした。そして先週末12日の土曜日からダートコースで乗り始め、今週も月曜、火曜と乗り運動を消化しました。 しかし、昨日15日の稽古後の午後、右前の裏に腫れと熱が確認されました。見た目、触診ですぐに屈腱炎と分かるほどの症状でした。 そして獣医師を呼び、エコー検査を行い、確認したところ、『右前屈腱炎』と診断されました。一度目の時からの再発でさらに悪化し、損傷は見た目にも腱の面積の約半分を占めるくらいになるほどのものだったといいます。 藤沢調教師もすぐに状態を確認、「両前、2度の屈腱炎を乗り越え、ここまで本当によく頑張ってくれました。もうゆっくりさせてあげましょう」と、デュエルの現役引退を決断しました。 競走馬の不治の病と言われる屈腱炎。デュエルはその屈腱炎を1度ならず2度までも克服してきました。 まずは1度目、左前に発症しましたが、それを克服、その後ダートで無傷の6連勝。しかし、屈腱炎は完治するものではありません。レースに使えていたからといって、不安が完全になくなったわけではなく、そこをかばって必ずどこかに負担が掛かっているものです。逆脚の右側に相当な負担が掛かっていたのは想像できるところです。 そして2度目、その右前に屈腱炎を発症してしまいました。通常、普通の馬であれば、ここで引退となるわけですが、藤沢調教師は再起にかけ、デュエルもそれに応え、約1年の休養を経てレースに戻ってきました。そして復帰戦のペルセウスSを勝利で飾りました。 しかし、レースでは真面目に一生懸命走るデュエルですから、脚元に負担が掛かるのは当然。しかも両前に屈腱炎を発症した馬だけに、負担を分散することが出来ず、右前に再発という結果になってしまいました。 ここまで本当に本当に頑張ってくれたデュエルですから、当クラブももちろん藤沢調教師同様「ゆっくりさせてあげたい」という気持ちです。「本当にご苦労様」という言葉を掛けてあげたいと思います。 なお、デュエルの今後につきましては、現在行き先を検討中です。それが決まり次第、中央競馬の登録抹消の手続きを行います。詳細が決定いたしましたら、すぐにご連絡をさせていただきます。 人気blogランキング にほんブログ村 競馬ブログ
by gama321
| 2005-11-16 22:38
| ウインデュエル
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